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エアコンの冷暖房の仕組み、知ってますか?

皆さんこんにちは、採用担当です。
秋も深まり、紅葉の季節も近づいてきました。
東京では築地市場から豊洲市場に移転が始まりましたね。
83年続いた歴史に幕が下り、中には移転せずに閉業されるお店もあるようで残念な部分もありますね。兼新電機でも創業80周年を迎え、100周年を目指して奮闘中ですので、他人事とは思えなかったりします。
是非明日開業の豊洲市場は100周年続いて欲しいですね。
私個人はあまり好きでない人物ですが、小池都知事がどれだけしっかりした地盤の市場を作ったか、そしてこれから発展させるかの手腕にかかっていると思います。

話は変わりますが、本日は弊社が取り扱っている商品群の1つ、エアコンについてお話ししたいと思います。
皆さんもエアコンは使用したことがあると思います。
夏は冷房、冬は暖房と、非常に便利で快適な生活を支えてくれる優れものですが、どうやって部屋を涼しくしたり、暖かくしたりしているかご存知でしょうか?
因みに私はこの業界に入るまで全く知りませんでした(笑)

まずエアコンは室内機と室外機がセットでエアコンとなっています。
そして、室外機と室内機はパイプで繋がっています。
更に室内機には熱交換器、室外機には熱交換器と圧縮機が内蔵されています。
パイプには冷媒物質が入っており、圧縮機によって気体や液体に変化しながら循環しています。
少し分かりづらいかも知れませんね・・・簡単に言うとエアコンの室内機と室外機はパイプで繋がっていて、そのパイプにはガスが流れているという感じです。

では、どうやって部屋を冷やしたり暖かくしているかですが、システムとしては気化熱を利用しています。
冷房の場合、圧縮機で液体の冷媒が室内機で気体に変えられます。気体に変わる=気化するのですが、その時部屋から熱交換器を通して熱を奪うのです。夏に道路に打ち水をして少し涼しくなりますよね。あれも道路の水が蒸発する時に道路から熱を奪っているので、同じ原理です。(熱は熱い物から冷たいものに移動する性質があります)
そして、熱を奪われ冷たくなった空気を室内機から放出しているのです。
暖房の場合は冷媒の流れる向きを逆にして、室外から奪った熱を圧縮・高温にして、室内の熱交換機から暖かい空気を放出しているのです。
冷媒物質は以前はフロンガスが使用されていましたが、オゾン層を破壊するので今は代替フロンと呼ばれるガスに切り替わっています。代替フロンでも地球温暖化係数が高いガスから低いガシへと日々エアコンは進化し続けているんですよ。
余談ですが、エアコンには他の器具も設置に使用されていて、弊社ではいずれも取り扱いがあります。例えば室外機を設置する際に使用する架台や置きベース、水を排出するためのドレンホースなどです。
ドレンホースというのは結露によるエアコン本体の故障を防いでいるホースです。空気は温度が下がると保持できる水分量が少なくなる性質があります。なのでエアコンによって冷やされた空気で持てなくなった水分が結露という形で発生しますが、それを外に排出しているのがドレンホースです。水が掛かると機械であるエアコン本体は勿論故障してしまうので大事なホースです。

少し解りづらかったかもしれませんが、兼新電機では生活に根ざした商品を多く取り扱っています。少しでも興味を持っていただけたらどんなお問合せでもできますので是非お願いしますね!

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