ZEHってそもそも何だろう?
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（Net Zero Energy House）の略で、断熱性・省エネ性能を上げたり太陽光発電などの自家エネルギーを創りだすことにより、年間の消費エネルギー量（空調・給湯・照明・換気）より多くなる（または差が０になる）住宅のことを言います。
国は、2020年までに標準的な新築住宅でのゼロ・エネルギー化を目指しており、近い将来あたりまえの社会となっていくと考えられます。
ZEHに必要なポイント
断熱……断熱性能を上げてエネルギーロスを最小限とする住宅を目指す。
省エネ……消費電力を減らすため、HEMSや省エネ性能の高い機器や照明を使用する。
創エネ……太陽光の自家発電により、消費電力より多くエネルギーを創り出す。
（畜エネ……蓄電池等により、発電時間以外の時間帯でも使用出来る様にする。）
ZEH対応の住宅の欠点
窓・ドアサイズの制約……気密性の高い住宅を創るため、大きな窓やドアにするのは難しい。
前もっての設備投資……太陽光パネル等の設備が必要となり、余分にお金がかかる。
電気の買取制限……全ての電気買取は難しく、あくまでも余剰買取しか認められていない。
計測器・機器の増大……住宅内外において、エコキュートや蓄電池等の機器が増えるため、不具合があった際の対応が面倒。
上記の様な欠点もありますが、ZEHにすることにより電気代は格段に安くなります。